消防法にもっといのちを吹き込み、本来の火災予防、 　　　　　消火目的を適正に実現できるよう

行政学の研究者と元消防署長が対談形式で 　　　　　その本当の問題点を解説！

　　　　　−　主　 な 　目 　次　−

• 第１章　改正消防法第３、４、５条を検討する
  • 第３条改正の意味
  • 第４条等の改正の趣旨
  • 第３章　損失補償関係
  • 第５条、５条の２〜５条の４について

• 第２章　改正消防法の使いやすさの検討
  • 第５条の改正条文の関係
  • 執行罰の必要性
  • 措置命令の「義務化に」意味があるのか
  • 第５条の命令の内容の理解を

• 第３章　改正消防法の共同防火管理と両罰規定
  • 第８条の２の検討
  • 共同防火管理制度への抜本的な疑問
  • 両罰規定及び名宛人の問題点

• 第４章　出火原因の公表及び情報提供の問題点
  • 全国初の火災調査報告書公開訴訟事件
  • 出火原因等は個人情報か？
  • 消防と情報提供
  • Ｏ−１５７汚染事件の示唆
  • 重要情報公開義務づけ制度
  • 消防は積極的に情報提供を

• 第５章　法律と条例の関係　パチンコ店条例最高裁判決
  • 最高裁判決の概要
  • 宝塚市条例事件下級審段階の概要
  • 地域の問題は地域に任せよ
  • 行政上の義務の民事執行
  • 最高裁判決の問題点
  • 第６章　法律と条例の関係
    • これまでの学説判例
    • 上乗せの許否？
    • 条例は正確・適正に作ろう
    • 神戸市火災予防条例