新訂 火災救助対策

立体消火戦術

消防活動研究会 著  B5判/160頁
定価2,420円(本体2,200円+税)送料209円





消防の三種の神器「消火器具」、「破壊器具」、「はしご」は一個体であっても奥深く、色濃い器具だ。基礎教育で教わる取扱要領は正に「さわる」程度に過ぎない。だからこそプロとして与えられた資機材で最善を尽くす成熟した使い方を紹介。新たに防鳥ネット対策や進入モデルも追加して、より実践的な内容になっています。












主な目次

はじめに
火災救助対策「立体消火戦術」図書掲載動画 webサイト
本書の活用方法

第一章 事前準備
地図の読み方
警防的予防知識から見た非番日の街並み
歩道橋を活用したホースの延長方法

第二章 ホース
ホース延長とホース結合
ホース延長障害
ホース搬送
ホース投げ
ホース降下
ホース3本延長(隊員の動き)
ホース3本延長(機関員(ポンプ員)の動き)〔予備送水〕
ホース吊り下げ延長(上隊員)
ホース吊り下げ延長(上隊員応用)
ホース吊り下げ地上隊員(ホースを受け取る隊員)
Column1 放水用ノズル(筒先)
Column2 狭所ホースを利用した消火方法

第3章 先ホース(火点側)
狭所ホースセット方法
狭所ホースの使い方

第4章 屋根上活動
屋根勾配
屋根の葺き方
屋根の構造
屋根活動
屋根破壊侵入・垂直換気口の作成
人梯の活用方法
防火装備時の障害物通過
建物徒手登はん
Column3 ツリーハウスから学んだこと

第5章 はしご
はしごの基本
積載はしごの降ろし方
積載はしごの運び方(2人)
かぎ付きはしごと三連はしごの運び方(1人)
はしごの立て掛け方
はしごの伸梯
はしごの架梯方法
はしごを転倒させない架梯方法
はしごの登梯方法
はしご上での作業姿勢
1人での救出方法
はしごまでの救出方法
より確実なはしごからの救出方法
はしごからの救出方法
はしごからの放水活動
Clumn4 若さの売りは疲れ知らずとモノ知らず

第6章 かぎ付きはしご
かぎ(フック)の掛かり方
かぎ付きはしごの基底部側
かぎ付きはしごを使ったベランダからの転戦
かぎ付きはしごの室内搬送
かぎ付きはしご上での作業姿勢
「三連はしご」と「かぎ付きはしご」の連携(地上側)
「三連はしご」と「かぎ付きはしご」の連携(先端操作)
かぎ付きはしごを活用した火災時のベランダ進入
Column5 はしご活用の動機となった共同住宅火災
Column6 はしごの現状

おわりに
索引